昨年完成した、お伊勢茶屋の写真です。

この時は、完成写真をプロに頼む事が出来ず、自分で撮影に行った思い出の写真。

用途は老人ホームです。長崎街道に面する１階部分にカフェスペースを設置したのですが、御祝いの生花が山のように集りカフェスペースは花屋さんのように植物で一杯でした。

日没直後のゴールデンタイム。照明で浮かび上がる内部インテリアと建物外観表情の両方が同時に映り込む奇跡の時間帯です。気に入っている写真なので何度も登場しているかも知れません。

この建物の長崎街道に面する外観では、大屋根から吹き降ろしている2階の軒の高さを限界まで低くしています。それでも写真で見るとそんな風には見えませんね。ところが軒を下げないと、このように長崎街道に対してフレンドリーな外観にはならず、2階のギャラリー空間が街道の街並みを見降ろさずに、上を見てしまい長崎街道からは、2階ギャラリー空間の存在を隠してしまう結果になるのです。

早いものでそろそろ一年経とうとしています。このプロジェクトでの出会いによってとても多くの事を教えて頂きました。感謝です！

ブログ応援バナー