2016.04.10
田舎町から世界を動かすものづくりデザインの力!No2

前回掲載した作文コンテストの続き。
やっと全ての書類を揃え申請書ファイル6部とデータ収録CDを梱包し遂に送付終了した。締切4日前だ。
申請書の様式1は表紙で申請者の記名と印鑑を押すだけ。問題は次の様式2、事業計画書。ここに事業のタイトルと内容を記入する訳だが、
具体的な取組内容を記入するその1の枠、どのように展開するかのその2の枠がある。
書式の枠は小さいものの、そこにはには最低でもA4サイズ10ページ以上の内容を入込むのだそうだ。
以前にこの補助金申請の為の講習会が開催されていたものの、自分は行けなく事務の娘に書類だけ取ってきて貰うつもりで身代り参加して頂いていた。でも自分で聴いていないと全く解らないのが本音。
今まで文書くときは、伝えたい事を如何に短く的確に表現する。それが上手い文書だと信じていた。
そのように自社の紹介とこれから行うとする事業計画書を端的に纏め、申請書に記入し意気揚々と支援窓口へと向ったが「これでは絶対採択されないですよ!」保証しますとまで言われてしまい意気消沈したのである。
このものづくり補助金申請書では写真を入れ、具体的なデータを取込み、表やグラフを駆使し、難しい専門用語は使わず、一般の人が見て解り易いよう、飽きずに最後まで読んで貰うように申請書全体を作り上げるのがコツなのだそうだ。
パワーポイントでプレゼンを行うのと一緒。流れるようにストーリーを作り上げる。沢山の申請書の中から、この申請書を見た人がこれを応援したいと思うように支援を勝取る為の、所謂プレゼンコンペティションなのである。
支援窓口でのこんなアドバイスで心に火がついた。

事業中身が良いと思っているのに表現法が悪いと言う理由で駄目だと言うのは最悪。
素材を活かしきれない駄目料理人にならないよう己のプレゼン技量を試されるのだ。
支援窓口の経営診断士の人達は、どうしようもない内容の事業計画を魅力的に表現するプロフェッショナル。
彼等が全力で取組んだ申請書に負ける訳いかないのである。
そして本気モードの申請書の中身、作文コンテストであるプレゼン作成を概ね3日で作り上げた。
次回へと続く^^;

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