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2022.02.03 映画鑑賞「いただきます。ここは発酵の楽園」
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写真は公式ホームページから拝借させて頂きました。

公式HP→いただきます。ここは発酵の楽園

環境推進NPOで予定されていた上映会はオミクロン株の猛威により残念ながら急遽中止となりました。

お借りしてる映像は近日中に返却のため、少人数の会員と関係者だけで鑑賞する事になり私もお世話になりました。

人は身体に1兆を超える数えきれぬ程の菌を保有していて、その殆どは良い働きをしてくれる善玉菌だそうです。人の腸内に居る沢山の菌達は第二の脳と言われるほどで人を支配する程に影響を及ぼすもの。

映画は、優しい響きの挿入音楽や解りやすく可愛いらしいその映像からすると、中身はとても深く濃い内容でオミクロンなんて吹っ飛んでしまいそうなお話です。

映像に出て来られる菌の専門家吉田俊道さんは、実は何度も当環境NPOで長崎からお呼びし講演をして頂いた方。

吉田さんによると発酵と腐敗は全く違うもの。腐敗させた生ゴミをそのまま土に混ぜると土は腐敗、元に戻るのに5年以上の月日を要するのです。人が食べ物を食べる時と同じように細かく砕き、唾液を混ぜて胃の中へ送るように、生ゴミも細かく砕いて唾液の代わりに“ぼかし肥”を混ぜ菌が食べ易い大きさにして土に戻すと、腐敗せず菌の力で元気な土壌が誕生するのだそうです。土壌が菌の力で蘇ると、生命力溢れる植物から元気な野菜や果実が誕生し、人がその作物を頂く事で素晴らしい生命力の循環が生まれる。

今日のように菌は悪い物だと決めつけ、人が何でもかんでも消毒してしまい善玉菌も悪玉菌も全て消滅させる事は、自然の循環バランスを壊してしまう事になり、其の事は、人の身体に悪い影響を及ぼす結果に繋がるようです。

映画には奇跡のりんごの木村秋紀さんも登場されます。

内容は、殆ど神の領域に近いものなので、ややもすると宗教やオカルトやスピリチュアルの世界感と言われそうな際どいところ。でもこの映画で語られる内容は全て真実に基づく実話です。

現代の常識からすると世紀の問題作なのでしょう。是非多くの人達に知って欲しい素晴らしい内容でした。

素晴らしい内容の映画鑑賞できた事に感謝。Bravo!

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