2018.12.13
私達に希望の光を与えて下さった長野暹先生ありがとうございました!

先月初め、私が最も尊敬していました佐賀大学名誉教授の長野暹先生がお亡くなりになられたそうです。
御家族による密葬らしく告別式もありませんでした。来年2月初めにお世話になった有志で偲ぶ会を行うと、先生が以前会長を務めておられた幕末佐賀研究会から連絡を頂きました。
長野暹先生には、ありがとうや感謝の言葉では言い尽くせないほど沢山お世話になりました。
長野暹先生のお陰で、現在住まわせて頂いている地域の歴史が大きく動いたのも確かです。築地反射炉跡や多布施反射炉跡の場所を最初に特定され調査に乗り出されたのも先生でした。
幕末の日本をイギリスやロシアのイージス艦から救った佐賀藩築造(伊王島砲台と共に長崎港を包囲する石積人工島の大砲台場)四郎ケ島の保存活動にも御尽力されていました。
2009年秋、佐賀の幕末遺産が世界遺産構成資産の仲間入をした時、先生と御一緒させて頂き祝盃をあげた時の事が今でも忘れられません。先生が御自分の事のように喜ばれお酒を飲まれ、歩けない程に酔われてしまい一人住いのご自宅まで仲間とお連れした、私にとっては嬉しい思い出を今も鮮明に覚えています。
私はその時以来先生があのようにお酒飲まれるのを見る事はありませんでした。
ほんの少しの間でも先生と御一緒に活動できた事は、私の人生での貴重な財産です。
先生と知り合えた事は、私にとって幸運でした。先生のような人格者になりたいと今でも目標にさせて頂いてます。
これからも私達をずって見守って下さい。心よりお疲れ様でした。
長野暹先生の御冥福をお祈り致します!

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