2017.01.31
三潴のリフォーム竣工写真撮影!

久留米市三潴町で行われていた住宅リフォームが完成した。
昨日午後から竣工写真を撮影しに向う。
この建物と出逢ってからまる2年、施主の祖父が建てた築70年程の住宅でとても拘りを感じた建物だった。
現地調査を行いリフォームする事を勧めたプロジェクト。
写真は対面型のキッチンからリビングと南庭を望む写真。
元は4帖と6帖の和室と縁側があった場所。柱だけ残し2階床を取除き吹抜け空間とした。

この写真は、お座敷前の縁側だった場所からリビングを撮影したもの。
座敷や既存の柱、梁はそのまま残し、残りはよりシンプルに美しく仕上げようと心掛けたインテリアとした。

階高の低い2階は、リビングの吹抜け空間で繋がり、読書コーナーとなっている。
壁面いっぱいの造作本棚と吹抜け天井に設置されたルーフファンが目を引く大きな空間。

古い部分を意識的に残した建物リフォームでありながら、よりモダンに美しく、そんなコンセプトで纏まっているインテリア。
トイレの手洗いにはステンレスのお皿がスポットライトで浮かび上がる。

以前の面影は全て消えてしまった印象的なエントランスのある西側外観。
とは言っても建物の形状は以前のままで変わっていない。
古い木材はそのまま活かし、よりシンプルに美しく完成した、オンリーワンの魅力的な住宅はやっと完成した。
