2016.10.31
オフィスで拘る仕様!

竣工間際の開成の住宅から私達の拘りを紹介します。
これはモザイクタイル。トイレやキッチンなどの水回りに使用しています。
昔からこの形状のこの色のタイルしか使っていませんが、私達の作る内部にはベストマッチなものです。
以前にクライアントさんからガラスモザイクの高価の物を貼りたいと言われ変更してしまい失敗した事もありました。しかしこのモザイクタイルは真っ先に減額対象の標的になります。キッチンパネルや防カビクロスへと変わる事が多いタイルです。

これは杉上小材の床板。
周りをとても上品に仕上げるので、床は自然木の厚さ3センチもある節あり杉板を使います。
質感が柔らかく価格もリーズナブルなので何時も使います。
出来上がった綺麗な空間にこのワイルド感がとても魅力的なのです。

建具の金具や取付け方にもこだわっています。
収納の取手も昔から使っているドアと同色のもの。事前に建具屋さんに指示しておかないと必ず縦向きに取付いてしまうので要注意な取手。

私達の作る内部は、間接光を意識して計画するので壁や天井が綺麗になることをとっても意識します。
コンセントやスイッチカバーは神保のもの。高さはドアハンドルと同じ1mを上端合せ。などなど幾つも決まり事があります。
建具枠の収まりや巾木、建具枠など様々なところに工夫があるのですが、これは実際に出来た空間を見て頂かないとわかりません。
3日の午後から見学会予定しています。もしご希望される方はコメントに書込み下さい。詳細をお送りします。
