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2015.09.24 ワークショップ準備で漆喰作り!
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これは柳町の南里邸東庭にあるカマド!

数十年ぶりに火が入った。

最初は藁スサの灰汁を取り、そのあと銀杏草を湯煎で煮立てる。

貝灰漆喰の粉に灰汁抜きした藁スサと煮立てた銀杏草の漉し汁を臼にいれ餅突きの要領で漆喰を作る。

現在では漆喰はミキサーで混ぜて作るのしか見た事無いのでとても新鮮に映った。

できた漆喰は藁スサが入っている分、餅よりも少し硬めに感じる。

この漆喰は26日土曜日に屋根目地補修ワークショップで使用するものだ。

土曜日は天気が悪そうなので、もしかしたらこの映像を使っての座学になるかも知れない。

記録映像は別に撮影して頂いたので私は別の角度から写真を撮る事ができた。

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レンガ造りカマドには目地から雑草が生えレンガには苔が張り付き

レンガの赤と苔や草の緑のコントラストがとても良い雰囲気を出している。

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カマド火入口の錆付いた小さな鋳鉄扉を開け薪を入れ火をおこす!

火入口の下には半分土に埋まって灰出口も有り同じく鋳鉄扉が付いていた。

戦後暫くここでは餡子を作っていたと聞く。

昔この辺りには商店が並ぶ銀座のような場所だったようで、この場所は履物屋をされた後

餡子を作って売っていたと家主の南里さんから聞いた。

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裏庭のカマドの周りに大きな柿の木があり、実った沢山の柿は木にぶら下がったまま真赤に熟してしまっている。

熟していないものから許可を貰って幾つかみんなで頂いた。

心の残る秋の風景の一コマとなった。

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